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Number1051号「ダービーから世界へ。」 [競馬]



本日5/19(木)、『Number』1051号「ダービーから世界へ。」が発売になってます。今回書いたのは2本。

「ドレフォン旋風と輸入種牡馬興亡史。」は、皐月賞馬ジオグリフの父ドレフォンから、輸入種牡馬の歴史に思いを馳せて、特に英ダービー馬の輸入に興味を持って、いろいろ調べて、調べるだけじゃわからないから海外競馬評論家の奥野庸介さんや社台スタリオンステーションの徳武英介さんに根掘り葉掘り訊いて、訊いているうちに最後にドレフォンに行き着く、という壮大な興味の流れを記事にしたものです。

2人に訊いた経緯も、取材というよりは、この手の話に詳しい知り合いに訊きたいことがあったから訊いたという、要するに普段の行動の延長線上みたいな感じかも。

いずれにせよ、テーマが壮大すぎて2ページに収めるのは正直ジェットコースター的な無理があったけど、そこをなんとかするのが仕事でもあるし、まあしょうがない。直感的には、自分の興味において、ここにある程度の鉱脈がある感触は掴めているので、その確信だけを頼りにまとめた、という感じ。

ともかく、いずれ大きく展開したいテーマを掘り下げる端緒を与えてもらった感覚。そういう記事です。

で、もう1本は「戦国ダービー、1番人気の蹉跌。」。過去、ダービーを1番人気で負けたフサイチホウオー、アドミラブル、ワールドエースに関して取材して書いてます。

最初の企画自体は3本にそんな脈絡はなかったんだけど、いろいろ手探りして取材進めていくうちに、その脈絡ってやつが浮かび上がってきて。3本バラバラなトーンなのに、なんとなく共通のテーマが見えちゃって、その光を頼りに書き上げた。偶然と幸運が生んだ記事で、逆に言えばなかなか狙って企画できない記事になってます。

というわけで、たぶんどっちも不思議な読み応えになってると思う。なんかよくわかんないけど面白かった、んだけど、何が面白かったのかはまだよくわかんない、という感想がいちばん嬉しいかも。ぜひ読んでみてほしいです。

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